とんび ドラマ TBS

ドラマ「とんび」が、TBSで1月13日21時から放送がスタートします。

【送料無料】とんび [ 重松清 ]

このドラマの原作は、直木賞作家の重松清氏のベストセラーとなった小説

「とんび」です。

父親が、妻を亡くしてしまい、不器用ながらも男手ひとつで息子を育てていく、

親子の絆を描いた物語です。

原作の小説は、角川文庫の「みんなが選んだ 角川文庫 感動する第1位」に選ばれ

ました。


主役の市川安男は、TBS連ドラ初主演となる内野聖陽さんが演じます。

息子の市川旭は、佐藤健さんです。

連ドラへは11年ぶりの出演となる常盤貴子さんが、安男の妻の市川美佐子を演じます。

市川旭役の幼年の時代は、子役3人で演じていて、佐藤さんは16歳からを演じています。

市川旭(3歳)は、五十嵐陽向ちゃん、市川旭 (6歳)は、荒川槙ちゃん、

市川旭 (11歳)は、福崎那由他ちゃんです。


その他のキャストは、坂本由美は吹石一恵さん、幸恵は加藤貴子さん、

照雲は野村宏伸さん、葛原鉄矢は音尾琢真さん、たえ子は麻生祐未さん、

尾藤社長はベンガルさん、海雲は柄本明さん　です。


では第1話のあらすじです。　

平成10年（1998年）に、出版社の徳田書店で働く旭（佐藤健）は、小学生学年誌の

付録のプレゼンを行いましたが、そのプレゼンが上手く出来ませんでした。

そこで、隣の学年誌の付録担当の編集者に話を聞くと、親に聞いてヒントをもらった

と言いました。

旭は机の上にある父親の安男（内野聖陽）の写真に向かってヒントをくれないかと

言いましたが、当然その写真から返事があるはずもありません。

その時、ふと窓の外を見るととんびが2羽飛んでいました。

そして時代はさかのぼって、昭和47年（1972年）の夏のことです。

トラック運転手の安男はまもなく子どもが産まれることもあり、ご機嫌で歌を歌いながら

仕事に精を出し、大好きな酒や博打もやめていました。


それでも仕事が終わると姉のような存在のたえ子（麻生祐未）が切り盛りする居酒屋の

夕なぎへ毎日通っていました。

幼い頃に母親を亡くし、父親にも捨てられた自分にも、今は大好きな妻がいて、子どもが

産まれるということに自分自身が照れてしまい、家に帰る前に一呼吸置く為に夕なぎに

通っていたのでした。

ところが、幼なじみの照雲（野村宏伸）らにからかわれえしまい、短気な安男はイライラ

して店を出て行きました。


アパートの前に着いた安男が階段を上ると、音で安男が帰ってきたことに気付いた妻の

美佐子（常盤貴子）が家のドアを開けました。


家の中には、ちゃぶ台に沢山のおかずが並べられています。

勢い良く食べる安男を幸せそうに見る美佐子も又、安男と同じように幼い頃に両親を

亡くし、親戚の家で育てられた為、遠慮して満足に食事が出来ず、おかずを沢山並べ

て家族で食事をすることを夢見ていました。


数日後、２人は安男の母親のお墓がある薬師院へと行きました。

ちゃんと拝む美佐子に対して、安男は墓地のはずれでタバコを吸っていました。

そんな安男の元へ、照雲の父親で薬師院の和尚の海雲（柄本明）がやってきて

「神様には沢山の人がお祈りするから忘れられてしまうかもしれない。最後に頼りになる

のは身内だけだ。」と言われ、安男はあわてて拝みました。

その帰り道、階段の上で陣痛が始まり動けなくなった美佐子を、安男は産婦人科に

運びました。

生まれた子の名前は、小林旭から旭と名付けられました。

幼い頃から親というものを知らずに育った安男と美佐子は、愛する息子のアキラを必死

に育てながら幸せな日々を感じながら生活をしていました。


そして、旭が３歳になった頃、休日に安男が１人で職場で働いていると、

「おとしゃんの会社が見たい。」という旭を連れて美佐子がやって来ました。


その日の朝、些細な事でケンカをしてしまった３人でしたが、そこで「日本中をトラックで

一緒に回ろう」と大きな夢を話すのでした。

そして、再び仕事に戻った安男でしたが、タオルを忘れていることに気付いた旭が

それを届けようと安男のもとへ走ると、プラットホームに不安定に積まれた木箱にタオル

が引っかかってしまい、旭の上に積荷が崩れ落ちてきました。

咄嗟に旭をかばった美佐子は木箱の下敷きになってしまいました。



内野聖陽さんは、TBSの日曜劇場の出演は「JIN-仁- 完結編」以来の出演となります。

しかも今回のスタッフは「JIN」の時と同じスタッフです。


このドラマのキャッチコピーは、「どうしようもなく不器用な父が、ただ一つ、僕を精一杯

愛してくれた30年の物語」です。


僕は原作を読んではいませんが、気になるドラマですね。

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