ドラマ「聖なる怪物たち」のキャストですが、岡田将生さん、中谷美紀さん、渡辺いっけいさん、勝
村政信さん、小日向文世さん、大政絢さん、加藤あいさん、鈴木杏さん、長谷川博己さん、平田満
さんです。
このドラマは、主役の司馬健吾(岡田将生)が大久保記念病院に移動になり、その病院を舞台にし
た、医療サスペンスドラマです。
第2話では、子どもを産めない体になってしまった圭子(加藤あい)の願いを聞き入れ、代理出産へ
の準備を優佳(中谷美紀)が着々と進めていくという話でしたが、健吾(岡田将生)はまだ計画が進
行していることには気付いていません。
この第2話を見た限りでは、代理母を頼まれる有馬三恵(鈴木杏)や、看護婦の平井瑤子(大政絢)
も何か怪しいところがあるような気がしました。
これから、健吾はどのように巻き込まれていくのでしょうか?
健吾の父親役は、平田満さんです。平田さんは、つかこうへい事務所の「熱海殺人事件」などの舞
台を中心に活躍していて、1982年公開の映画、「蒲田行進曲」のヤス役で注目を集め、その後は映
画やドラマなど映像での活躍が増えました。現在では、映画やドラマに欠かせない名脇役として幅広
く活動をしています。
つかこうへいさんの舞台に出演していた俳優は、三浦洋一さん、風間杜夫さん、加藤健一さん、萩原
流行さん、酒井敏也さんなどがいます。つかさんの舞台は、「口立て」と呼ばれる方法で、稽古場で、
つかさんがその場で考えたセリフを役者に口で伝え、その場で役者がそのセリフを繰り返し言ってセリ
フを覚えて稽古をしていくとうやり方をです。
つかさんは、アングラ演劇の第二世代を代表する、劇作家、演出家として演劇界に大きな影響を与え
続け、最近では、小西真奈美さんや黒木メイサさんなどもつかさんの芝居に出演しました。
小西さんは、つかさんが「小西ほど演出家に食ってかかる女優は見たことがない。」という程、稽古場
でとことん芝居を追及する姿勢を見せていたようです。
そのつかさんも2010年7月に肺がんで亡くなられました。