1月21日は一年で最も寒いとされる大寒ですが、今年2012年は全国的にそんなに気温は低く
なかったようです。
神奈川県海老名市下今泉の「泉橋酒造」では酒の仕込みがピークを迎えているようです。
この大寒の時期が、酒の仕込みに適しているようで、杜氏(とうじ)らは高温の麹(こうじ)室(むろ)
で、蒸した米に麹菌をかけ、米麹を作っています。
泉橋酒造は周辺農家とともに酒米「山田錦」を栽培していて、5年前には精米機も購入し、米作りか
ら酒造りまでを一貫して行うというこだわりようです。
橋場友一社長は、日本酒の販売を通じて東日本大震災の被災地を支援する「日本酒義援金プロジ
ェクト」の事務局長を務めています。これまで、寄付した義援金は1千万円を超えました。橋場社長は
「一過性ではなく、息の長い支援を続けていきたい」と話しています。