ドラマ「ステップファザーステップ」の第３話のあらすじです。
ある日、“俺”（上川隆也）が双子の直（渋谷龍生）・哲（渋谷樹生）といっしょに買い物から帰ると、宗
野家が荒らされていて、空き巣に入られたことが分かりました。双子の母親のネックレスがなくなって
いることに双子は気付きましたが、“俺”にそのことを隠しました。何も知らない“俺”は「空き巣のことは
誰にも言うな」と強く双子に迫りました。
“俺”には同意したものの、双子は自分たちだけでネックレスを探そうと計画し、空き巣に入られた家を
まわって手がかり探す途中で、直が怪我をしてしまいました。知らせを聞いて病院に駆けつけた礼子先
生（小西真奈美）は、直の怪我が捻挫で済んだことに安堵しますが、何故こんなことになったのかと詰め
寄りました。そして双子は、空き巣の一件をすべて礼子に話してしまいます。そこに“俺”が焦ってやって
きて、礼子は被害届けも出そうとしない“俺”にキレてしまいました。
礼子から全てを聞いた“俺”は、柳瀬（伊東四朗）やナオ（平山あや）の助けを借りて空き巣探しを始めま
した。そして板倉和代（丘みつ子）と裕之（笠原秀幸）という親子に行き当たりました。一方、双子は“俺”
との約束を破ったことで落ち込んでいました。そこに礼子がやってきて…。
次回、板倉裕之役で出演する笠原秀幸さんは、NHKのドラマ「大地の子」で上川隆也さんの少年時代の
役でデビューしました。
「大地の子」は、上川さんが有名になるきっかけとなるドラマですが、原作者の山崎豊子さんは、当初主
役は本木雅弘さんを希望していましたが、中国ロケが多く出演が難しいため、スタッフがたまたま注目し
ていた舞台俳優の上川さんに声をかけ、当時はまだ無名に近かった上川さんもスケジュールが空いてい
たため、すぐ出演が決まったようです。
上川さんは、劇団員からサイボーグと言われるほどセリフ覚えが早かったので、中国語のセリフもすぐ丸
暗記し、ドラマ放映中から注目を集め、その後テレビや映画の出演が増えました。現在は、劇団キャラメ
ルボックスは、退団していますが、客演という形で出演することはあるようです。
「大地の子」撮影後に、中国語での演技があまりに上手かったので、中国側の関係者達から、このまま
中国の芸能界に残らないかと誘われたようです。
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